SEO施策、マーケティング、コンサルティングする上で、ベンチマークとなる指標が必要となります。
もちろん、自ら、全世界のウェブサイトを分析して、数値化することも良いでしょう。
自ら実行に移すには、膨大な量のサーバーとデータベースが必要となります。
日本の理研が運営しているスーパーコンピューター「京」(引退済)や「富岳」(現役)単体でも、これらの処理を行う事は難しいでしょう。
では、そんな費用と時間がない人たちは、どうすればよいのか?
それは、クローリングを日々大量に行っており、ドメインパワー、スコア、各種パラメーターを提供してくれる分析会社を利用することです。
世界一の分析会社であり、世界2位のクローリング会社(分析会社の中では1位)。
現在、最も勢いがあり、信用できる分析会社。 URLレーティングに課題があったが、UR2.0(URLレーティング2.0)の登場によって、欠点が無くなった。
DR(ドメインレーティング、Domain Rating)とは、100点満点で、ドメインのパワーを測定した数値、点数です。 AhrefsのデータベースにあるすべてのWebサイトと比較した、ターゲットWebサイトの相対的な被リンク人気を100ポイントまでの対数スケール(より高いほど強い)で示します。
ドメインのURLにリンクしているWebサイトの数と、それらの被リンクプロフィールの強さに基づいてDRを計算します。(参照:Ahrefs)
UR(URLレーティング、URL Rating)とは、100点満点で、指定したURLのパワーを測定した数値、点数です。 URLレーティング(UR)は、対象URLの被リンクプロフィールが持つ強さについて、最大100ポイントの対数スケールで表示します(高いほど強くなります)。
内部リンクと外部リンクの両方がこの指標に影響します。(参照:Ahrefs)
新UR(UR2.0、URLレーティング2.0)は、概要2.0(Overview2.0)から採用された指定したURLの評価を100点満点で数値化したデータになります。
従来のレポート(概要だが、概要1.0と呼称しておく)には、複数の欠点がありました。
新UR2.0は、MajesticのTF(トラストフロー)と同じように、そのウェブサイトのURLが、信頼に値するかどうかを数値化しています。
世界6位の分析会社。クローラー、ボットのランキングは圏外。
分析能力は高く、優秀だが、クローリングしている数が少ない点に注意。
TF(トラストフロー)は、非常に良く出来ており、参考になる。
クローラーが回り切れていないサイトのスコアが、低く出る傾向が高く、信用性に課題がある。
TF(トラストフロー、Trust Flow)とは、100点満点で、そのドメイン、ウェブサイトが、どれだけ信用度があるかを測定した数値、点数です。
MajesticのデータベースにあるすべてのWebサイトと比較した、対象URLの被リンクプロフィールが持つ強さについて、最大100ポイントの対数スケールで表示します(高いほど強くなります)。
外部からの被リンクの質がこの指標に影響します。(参照:Majestic)
CF(サイテーションフロー、Citation Flow)とは、100点満点で、そのドメイン、ウェブサイトが、どれだけ引用、被リンクがあるかを測定した数値、点数です。
サイテーションフロー(CF)は、MajesticのデータベースにあるすべてのWebサイトと比較した、ターゲットWebサイトの相対的な被リンク人気を100ポイントまでの対数スケール(より高いほど強い)で示します。
単純なドメインのURLにリンクしているWebサイトの数に基づいて計算します。(参照:Majestic)
そのドメインが過去に運営していたカテゴリや説明を、簡潔に示しています。
リユース履歴がある場合、全く関係のないカテゴリやキーワードが含まれる場合があります。
例:不動産屋の後、定食屋さんの場合:土地/建物/不動産/東京都目黒区/賃貸/飲食/かつ丼/親子丼/福岡市博多区
そのドメインが過去に運営していた際のスクリーンショットを表示しています。
WaybackMachineという過去のスクリーンショットを保存しているサイトから、画像を無作為に抽出し、表示しています。(参照:WaybackMachine)